長野篠ノ井ライオンズクラブ2024

学校建設&継続支援

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学校建設&継続支援

スリランカ・マヒンダ小学校・開校式(2018/10/4)

10月4日、50周年記念事業で建設したスリランカ・マヒンダ小学校の開校式に11名で参加しました。

成田空港からスリランカ、コロンボ空港まで直行便で9時間、長旅にも全員元気で翌日は開校式に臨みました。両国国旗及び校旗の掲揚を行ないチョッピリ国際貢献している満足感を味わいました。式典及び子どもたちの歓迎のステ-ジは動画をご覧下さい。

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スリランカに小学校建設第2次派遣(2018/1/26)

 平和と自由を守ることは自国だけのものにあらず、世界中の誰もがその恩恵を受けなければならない。それはまさにライオンズクラブ精神の原点です。そして教育こそが未来に灯りをともす原動力と考え、過去カンボジア、ネパ-ル、ラオスと10周年ごとに小学校の建設贈呈を行なってきました。

50周年にあたりその思想を引き継ぎ記念事業としてスリランカに「ギリウラ・マヒンダ小学校」を建設しました。同小学校校舎は1880年に建築された築後140年が経過する建物で倒壊寸前の状態にあったためスリランカ政府より即刻解体の命令が下されていました。そんな折りNPO法人アジア教育友好協会の仲介が我がクラブの目的と合致したため周年記念事業としました。

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https://www.youtube.com/watch?v=EPeGIQ64zrg

建築過程においては子どもたちに学校の無い空白をつくってはかわいそうと、解体作業は昼夜をついて地元住民も加わって進められました。我々もそれに対応すべく、受付回数及び期限が、ライオンズの年度とは不適合に変えられてしまったLCIF援助金は採用せず単独で取り組んでまいりました。その甲斐あって校舎は計画より3ヶ月も早く完成し、子どもたちに安全な環境で安心して勉強する場を素早く提供する事が出来ました。

 (スリランカ民主社会主義共和国ケゴ-ル州ミリガマ地区ロルワゴダ・ギリウラ・マヒンダ小学校)

2018年1月26日中島会長他にて現地訪問をしました。

校舎はほぼ完成しており、子どもたちを含め歓迎会を行なっていただきました。

今後、当校と長野市大岡小学校と交流を予定しており、今回大岡小学校より託されたスポ-ツ用品、鉛筆等も持参しました。

ラオス人民共和国サラワン県トンコ-村に小学校開設(2007/~2008)

アジア教育友好協会と連携して、ラオス人民共和国南部山村のトンコ-村に小学校開校を行った。
2007年9月13日、初回の現地調査に向う。村までの道のりは空路タイ-バンコクからラオスの首都ヴィエンチャンを経由して同国南部の町パクセに飛んだ。(翌日到着)
そこからは車で約2時間、最後は4WDでやっと走行できる悪路を走り、同村に到着する。

ラオス南部サラワン県の農村部では、就学年齢に達した子供達は朝起きると川へ水くみに行き、火をおこし、料理、選択、兄弟の世話、食料集めと一日中家の手伝いをしています。学校の無い村では、筆記用具もありませんので高床式住居の床下等で土に字を書いて簡単な読み書きを学んでいます。
この地域では14,5才で結婚し、家庭を持ちます。女子の就学年数が1年増えるごとに、5才以下の子供の死亡率は大幅に下がると言われています。教育によって保健衛生などの知識を身につけることができるからです。
学校教育は、貧困を改善していくために重要な役割を担っています。

                       近隣村の既存の校舎

(事業内容)

ラオス人民共和国サラワン県トンコー村の整備された農場遊休地の一部4,000㎡を学校敷地として、校舎1棟(3教室、トイレ4室、1教員室、井戸付き、延べ床面積200㎡)を建設。仕様はコンクリート基礎、鉄剛構造(支柱は木材を使用)平屋建。学校建設に併せ、学校敷地の隣接地に課外授業用菜園500㎡を整備し、堆肥場
建。学校建設に併せ、学校敷地の隣接地に課外授業用菜園500㎡を整備し、堆肥場を作り、野菜及び果樹の栽培を行い村内へ普及を図る。
学校建設に重要なことは、建物を建設するだけではなく、継続的運営の仕組みづくりなど周辺環境を整えることになる。
 本事業において当クラブは、NPOアジア教育友好協会及び現地パートナーのNGO(Village Focus International)と共同して建設候補予定地の選定を行うとともに、学校建設後における現地学校運営委員会への地域住民の主体的参加を帯びかけ、地域自立を支援するため、今後も現地訪問を行う予定にしている。

(目的)

日本にとって、アジア諸国との関係は極めて重要であるがその国際交流については遅れている。
ラオス人民共和国は、アジアの先進国タイと目覚しい発展を遂げつつあるベトナムに挟まれ、経済的にも非常に立ち遅れている。北部山岳地方は欧米、日本のNGOがかなり入り込み、それなりの学校建設も進展しつつあるが、南部地域には手がついていない。
ラオスの山岳・僻地には40以上の少数民族が居住し、人口の33%にも及ぶが、複雑な事情も絡み、国の諸施策が遅れており、概ね貧困な生活環境にあり、とりわけ、教育環境は劣悪な状態にある。南部地域では、対象地域のいずれにおいても、正規な学校が存在していない場合が多く、また存在しても、山間地の侠隘で危険な土地や水はけも悪く自然の影響を大きく受ける土地に学校が建てられている。その建物の多くは古く荒廃し屋根が傷み、雨漏りがして窓が破損しても修復されていない。トイレの設置がない学校が多く、湿地にある学校もあり衛生上極めてよくない。
国内外のNGOがいろいろな形で学校建設支援を展開しているが、最大の弱点は学校建設後の継続的運営仕組みの不足、不在である。このため、折角出来た学校に子供たちが通えなくなり充分に活用されないという現実も生じてくる。

その点、ラオス南部の地域は、住民が極めて素朴であり、子供たちの教育に対する真剣さには感動的なものがあると聞くと同時に、自助努力の気持ちを持ち、ライオンズクラブと一緒に学校建設を推し進めることが期待できる。今回の事業で選んだラオス南部のサワラン県トンコー村は、ラウィン族という少数民族が居住し、世帯数が108、総人口が525名という小さな村である。このうち学齢期にある子供が83名いるが、学校はなく、ごく一部の経済的に恵まれた家庭の子供が他村の学校に通っていることを除き、ほとんどが学校教育を受けていない状況にある。
この村への小学校建設により隣接村の子供も含め、およそ150人が一度に1年生として入学することになり、併せて、村全体に次の効果が予測される。
当クラブでは、現地地域住民と一緒に学校建設に取り組むことができることに大きな意義を見出し、クラブ結成40周年という節目における記念事業としてトンコー村への学校建設に取り組みことを全クラブ員の一致をもって決定した。

(第1次派遣)

2007年9月13日より17日まで、当クラブより4名が小学校建設地を確定させるためラオス訪問を行う。NPO法人AEFAと現地のNGOと計画の打合せ、日本の学校とのフレンドシップ交流の打合せを行う。はじめて訪れたラオスの人たちの印象は、
*何とも言えない微妙な「はにかみ」
*感謝の心が素直に伝わってくる態度の柔らかさ 
*真直ぐに相手の目を見て挨拶する態度 
*村人同士の温かな思いやり 
*隣人愛、親子愛、友情、先生を敬う心 
*勉強したいというひたむきな態度、向学心、 
*日本ではもう忘れられてしまった自然に対する畏敬の念 
*貧ししさに萎縮はしない逞しさであった。

計4ケ所を見学NGOと共に村人の意見を聞く。
どの村も熱心に現状と学校の必要性を真剣に訴えた。中でも村民の協力体制に意気込みが強く感じられたトンコ-村に我々の学校建設を決定した。

      感謝の気持ちを表現する儀式。このひも(サイシン)を巻いてもらうと幸せが訪れます。

      自然に切れるまで切ってはいけないと言われましたが。(全員の生徒が巻いてくれました。)

(第2次派遣建築状況の確認と作業)

2008年1月17日より21日まで、当クラブより5名が校舎も完成に近づいたトンコー村に2度目の訪問を行った。今回は事前に会員に呼びかけ、衣類等の提供を依頼。ライオンズクラブ員で衣料品店を営むMさんから、未使用だが古くなってしまった在庫の子供用運動着を大量に寄附をしていただく。又、姉妹提携を予定している通明小学校の生徒から、算数セットもいただく。訪問する人数が5人だったため運べる量には限りがあったがそれでも自分の荷物は最小限にとどめ、荷物の8割は贈る物を大きなトランクに詰め込んで出発した。
午前中は、窓枠及びドア枠にペンキ塗りをし、午後は子供達との交流を行う。ほぼできあがっていたバスケットコ-トでサッカ-を子供達と行い、盛り上がる。この間双方の言葉は日本語とラオス語のみで通訳もなかったが体の動きと表情だけで心は通じ

合うことが明らかになったひとときであった。
一方1台もっていきたメロディアンを会員が演奏してみせるとその周りに幾重にも子供達が取り囲む。しばらくして今度は子供達に使ってごらんと差し出すと。少々尻込みしていた子供達供達が吹くメロディアンの音は終始校庭のどこかで鳴り続けたが、我々がここを離れるころには、その音色は短いフレ-ズでしたがある一定のメロディとなっていた。
前回ここを訪れたときの子供達は、その多くが少し離れたところから我々を眺めている、少しおびえた印象であったが、今回はだいぶ雰囲気も明るく、好奇心に満ちた希望を蓄えた普通の子供の感じを受けた。授業が始まれば水が砂にしみ込むように何でも吸収してくれそうである。

                         歓迎の昼食会

(第3次派遣・開校式)

2008年10月30日ラオストンコ-村小学校開校式参加のため 13名がラオスへ向けて出発した。

雨期は終わったはずが、幹線道路を外れ村への道は、泥田状態で普通車は全く入れず急遽現地NGOに依頼し、4WDトラック用意してもらいました。台数が充分で無かったため、高橋会長は荷台にて村へ向いました。
 学校では村人総出で日の丸の小旗歓迎を受けました。約1時間のセレモニ-が行われ、高橋会長は、「校舎は我々がお手伝いしましたが、これからは皆さんの力で学校の充実につとめられ、村の全ての子供達が自由に勉強できる事を期待します」と挨拶した。
又、今回はクラブ員が提供した衣類等約150Kを全員で分散して持って行きました。式典の後その一部を子供達一人一人に直接手渡しました。
 

日本側の窓口はNPO法人アジア教育友好協会のお力添えをいただきました。

ネパ-ル王国(当時)に小学校建設(1998年)

  1998年ネパ-ル王国(当時)kakani地区チャハル村に小学校建設しました。

         教室内部                    楽隊を先頭に徒歩で村へ

        ヒマラヤ山脈マチピチャレ          学校まで車は入れません山道を行きます

  村は柔らかな光と緩やかな時の流れに包まれていました       村人の気持ちが伝わります

 

     LPのために村長がつくってくれたトイレ       中は下に小川が流れていますので水洗です  

     このほかに村にトイレはありません